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ブロック塀の解体・取り壊し方法と費用相場


ブロック塀が古くなってくると、地震などで崩れるおそれがあるため、早めに解体したいと思っている人は多いようです。頻繁にする工事ではないため、いったいどのくらいの費用がかかるのか分からないものの、できれば安く抑えたいと、だれもが思います。

ブロック塀の取り壊し方法や、その費用の相場はいったいどのようになっているのでしょうか。

ブロック塀の特徴

ブロック塀は、ただブロックを積んだだけのものではなく、様々な規定のもとに作られています。塀には一般的に空洞のブッロックを用いますが、透かしブロックや笠木ブロックなど、JISの規格外のものもあり、透かしブロックを使いすぎた塀は、地震などの被害を受けやすいといえます。

また、ブロック内には縦筋と横筋が入っていますが、塀の高さや幅によっても違ってきます。

ブロック塀の高さは、最大の高さが2,2mとされていますが、高さに応じた縦筋と横金が規定通り入っていなかったり、地盤に合った基礎ができていないと安全とは言えません。昔のブロック塀は鉄筋が配筋されていないものも多く、地震などで突然倒れて大きな被害を及ぼすことがあります。

ブロック塀の解体・取り壊し方法

一見、ブロック塀を取り壊すのは簡単な様に見え、自分で取り壊せないかと思ってしまいます。上部から電動ハンマーや金づちを使ってコツコツと壊していくことも可能ですが、最終的には横筋や縦筋の鉄筋を取り除くためのディスクグライダーといった、専門の器具が必要になってきます。

また、廃棄物の撤去やアクシデントの可能性も考えると、やはり専門の業者さんに依頼す方が安心です。ブロック塀の寿命は、約30年と言われています。30年以上たっているブロック塀は、地震などの災害に備えて解体撤去を考えた方がよいかも知れません。

その他に、ブロック塀を取り壊すときに問題になるのが、「敷地境界線上のトラブル」です。ブロック塀が自分のものと思い、解体にとりかかったところ、隣家からクレームが入るなどといったこともあるようです。

必ず話し合って境界線を確認し、納得して壊す場合も、業者と一緒に3者が立ち会ってから工事に取りかかってもらいましょう。境界線上にあるブロック塀を取り壊すとき、話し合いによっては折半になる場合もありますが、こちらの都合で取り壊す場合は、ほとんどが自分持ちとなります。

ブロック塀の解体・取り壊し費用の相場

ブロック塀の解体取り壊し時に必要な費用は、1平米あたり約5万円が相場です。
1平米とはブロックの高さ5段、横幅3列の大きさです。

解体するにあたって何の問題もなければ相場通りの値段で住みますが、ブロック塀の前が大通りで車の往来が多かったり、隣家が接近している場合などは手間取るため費用は相場よりも高くつきます。

後々のトラブルを防ぐためにも見積もりを取っておくようにし、撤去費用も含まれているかどうかも確かめておきましょう。ブロック塀だけ解体するより、ついでに門扉やガレージなどのリフォームを一緒にする方が価格は安くなります。それは運送費などが1度にすむからです。

*自治体によっては、ブロック塀を取り壊すにあたって、補助金制度が適用される場合があるので確認しましょう。
        

まとめ

30年以上もの前に作られたブロック塀は、鉄筋が入っていないことも考えられ倒壊の可能性が高いと言えます。また、2m以上もあるグロック塀は、いったん泥棒が侵入すると外から見えないため、大きな被害にあいやすいようです。

様々な理由から取り壊しを検討したとき、「壊すだけなら自分でも出来るのでは?」と思ってしまいがちですが、プロでさえ慎重におこなわないと大事故を招く可能性がある工事です。近隣とのトラブルや廃棄処分のことを考えると、見積もりなどを取って、良心的な業者に依頼するのがベストなようです。

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